キャッサバの植え付けが始まりました!

2014年4月23日

4月8日、ついにKratie州の弊社のキャッサバ・プランテーションに待望の雨が降り、キャッサバ植え付けの条件が整いました。

2月、3月と全く雨が降らず地面がカラカラに乾いて固くなり、とても植えられる状態ではなかったのですが、本格的なスコールが来て土の温度が下がって柔らかくなりました。
そこで、4月9日からキャッサバの植え付けをスタートしました。

植え付け用の茎も端を地面に付けているだけで地面から水分を吸い取って下の写真の様に芽を出し若葉が茂って、今や遅しと植え付けを待っています。すごい生命力です。

植え付けるには、先ずトラクターで下の写真のように畝を作ります。トラクターの後ろには畝立て機を取り付けています。

畝の間隔は1mです。
並行して下の写真のようにキャッサバの茎を30cm単位に切り、苗を作ります。
白矢印が切り取られた苗。

発芽を促し、殺菌効果のある薬品に苗を漬け込みます。

苗を畝に垂直に突き刺して埋め込みます。15cm~20cmを地中に埋めて行きます。

苗は1m間隔に植えます。従って、1ヘクタール当たり100x100=10,000本の苗を植えます。

今回は、先ず4月9日からクメール正月前の4月11日まで20人の要員で作業をはじめて作業手順を確認しました。それからクメール正月明けに要員を50人程度まで増やしていきます。

作業要員は主に近くの村人を一日一人5ドルで雇ってきました。彼等にとっても貴重な現金収入です。ワーカーには老若男女がいます。それほどの筋力を使うわけではないので女性も加わっていますが、直射日光に昼間の間晒されるのでかなり過酷な作業です。

そのため、見えないところで手を抜くことが続出しました。一番多いのは、苗を15cm~20cmの深さで地中に刺さなければならないのに、土が固い場所では5cmほど刺して止めてしまいます。
このように苗の刺し方が浅いと芽が出ずに苗が死ぬ確率が高まってしまいます。

下の写真は植えたものを抜いたところ、苗の上端から白矢印までの5cm程度しか刺していません。

その他、下の写真のように植えても絶対に芽が出てこない部所を茎から切り取って植えているケースもあります。

以上の手抜きケースは、植え始めて2日目に専門家にチェックしてもらって発覚しました。
その後はワーカーのリーダーに全てチェックさせて正しい植え方を徹底させようとしていますが、一苦労です。

さて、最初に植えた苗を10日後に見たところ、うれしいことに下の写真のようにほとんどの苗に芽が出て来ていました。

これから1か月間は、250ヘクタール全体への植え付けに追われます。