赤胡椒は、カンボジアの南西部カンポット州・ケップ州特産のカンポットペッパー特有の胡椒ですが、他の胡椒にない旨味とマイルドな香りに特長があります。
<カンポットペッパーの赤胡椒のソーセージが新発売>
この特長を生かした、赤胡椒パウダー入りソーセージが、コンビニで発売されました。
((株)丸善様が製造・販売)
パッケージに「香りのレッドカンポット」と入れて頂きました。「カンポットペッパーもだいぶ身近になったなあ」、というのが率直な感想です。
昨年からお客様が複数回の試作と評価を繰り返して、発売にこぎつけました。最初は、粗挽きの方が香りが一層生かせるので、粗挽きで試作しましたが、細挽きの方が味・香りが均等になる、とのことで細挽きに落ち着きました。
もし、コンビニで発見したら、是非お試しを!
さて、カンポットペッパーの赤胡椒は、日本でおなじみのピンクペッパーとは違い、本当の胡椒の実で、黒胡椒、白胡椒と同じ房にできます。因みにピンクペッパーは、胡椒ではなく「西洋ナナカマド」の実です。
左上の写真は、胡椒の房を収穫した写真で、同じ房に緑、赤、橙、黄色の実が混じっていますが、房から赤い実だけを手作業で1粒ずつ外して集め(右上写真)、煮沸し天日乾燥します。下の写真は完成した赤胡椒です。
一粒、一粒に相当の人手がかかっていますね。