アフターコロナの健康とカンポットペッパー その4

<免疫力アップと血流改善とカンポットペッパーの塩漬け生胡椒>

 これまで3回にわたり、

アフターコロナ時代には、免疫を高めて予防が大切だが、胡椒・生姜には免疫アップに不可欠の血流改善に効果があり、胡椒では主成分ピぺリンに血流アップ効果がある。
カンポットペッパーは、有効成分ピぺリンを他の20%以上多く含む。
特にグリーンペッパー(生の胡椒の実)の塩漬け生胡椒で、ピぺリンが美味しく摂れる。

というお話をさせて頂きました。

<カンポットペッパーの塩漬け生胡椒とは>

 カンポットペッパーの塩漬け生胡椒は、グリーンペッパー(生の胡椒の実)をカンポット州の海塩に漬け込んだもので、常温で1年以上長持ちするので、手軽に安心して日本に持ってくることができます。

 塩漬けにすることで、胡椒の内部にあったこれまでにない旨味が表面に出てきます。

(下の写真は塩漬け生胡椒)

 弊社は毎年11月初旬に、新宿駅西口広場イベントコーナーで開催される、「Tokyo 三ツ星バザール」という展示即売会に出展しています。

 この展示即売会では、毎年、試食していただいたお客様の70%―80%にお買い上げ頂いています。(写真は展示会の様子)

 「確かに塩漬けの胡椒だけど、普通じゃない味だね!」、「これまでない味だけど美味しい」などというご評価を頂いてきました。

 また、インバウンドの中国人、欧米人のお客様にもよく売れます。「美味しいものは世界共通」といった感じです。

 展示会では「どうやって食べるの?」というご質問をよく頂きますが、下の写真のように、肉料理、魚料理、パスタ、サラダ、スープなどにそのまま粒ごとか、刻んで入れて頂くと料理が変わってきます。卵かけご飯、納豆、バニラアイスにも実は良く合います。

 

<塩漬け生胡椒を作る様子>

 上の写真のように、胡椒の房から一粒一粒実を分けて塩漬けにするので、非常に手間暇がかかります。人件費の安いカンボジアでないと難しいかもしれません。

 下は、使用するカンポット・ソールト(カンポット州の天然海塩)作成の様子です。

アフターコロナの健康とカンポットペッパー その3

<免疫力アップと血流改善とカンポットペッパー>

 前々回の記事で、

アフターコロナ時代には、免疫を高めて予防が大切。免疫を高める食材として、胡椒や生姜が改めて注目されてきた。
胡椒・生姜には免疫アップに不可欠の血流改善に効果があり、胡椒では辛味成分ピぺリンに血流アップ効果がある。
カンポットペッパーは、辛味成分ピぺリンを他の20%以上多く含む。

というお話をさせて頂きました。

<胡椒のピぺリンを美味しく自然に摂る方法>

 このように健康効果の高いピぺリンなので、大手製薬会社も胡椒やヒハツなどから抽出したものをサプリとして販売しています。

 ただ、自然な形でピぺリンを摂りたいという方も大勢いらっしゃると思います。

 胡椒は調味料として少量しか使わないので、普通に乾燥の黒胡椒や白胡椒を使っても、それほどの量のピぺリンは摂取できません。

 その場合、胡椒の粒を丸ごと食べられるグリーンペッパー(胡椒の生の実)を食べるという方法もあります。

 実際、私の住んでいるカンボジアのカンポット州では、現地のカンポットペッパーのグリーンペッパーを野菜のように使って、海鮮との炒め物などがよく食べられています。(下の写真)

 しかし、現実的には、日本でグリーンペッパーを食べるのは非常に難しいですね。

 カンボジアでは、グリーンペッパーを野菜として使う他に、酢漬けや塩漬けにして長持ちさせて使います。

 西洋人には、酢漬け(ワインビネガー漬け)が、一部評判が良いのですが、私は日本人にはやはり塩漬けが合う、と思います。

 そこで、(グリーンペッパーは売るほどできるので)塩漬けを試作してみましたが、生の胡椒の実にはない、独特の旨味と良い香りが出てきます。

 材料は、本当に生の胡椒の実とカンポットの海塩のみですが、塩漬けにすることで胡椒が本来持っていた複雑な旨味が表面に出てくる感じがします。(下は塩漬け生胡椒の写真)

 塩漬け生胡椒を商品化してみると、日本人はもちろん西洋人や中国人にもかなり好評で、 乾燥胡椒は、ミルで挽いてほんの少しずつしか食べませんが、塩漬けにすると胡椒の粒を丸ごとでも、全然抵抗なく美味しく食べることができます。

 アメリカや香港からも多く引き合いがあります。

 また、某オランダ人経営の胡椒メーカーはうちの詳細レシピを不当にコピーしてプノンペン空港のお土産コーナーで大量に売っています。(泣き)

 以下の写真は、塩漬け生胡椒を使った料理の例です。

(次回は、塩漬け生胡椒について詳細をお話しします)

アフターコロナの健康とカンポットペッパー その2

<免疫力アップと血流改善>

 前回の記事で、アフターコロナ時代には、免疫を高めて予防が大切。免疫を高める食材として、胡椒や生姜が改めて注目されてきた、というお話をさせて頂きました。

 コロナ対策の免疫を高めるために何が必要か?を知るために、日本の免疫学の第一人者と言われる、宮坂昌之阪大教授の「免疫力を強くする」(講談社ブルーバックス)という本を読みました。

 この本の第8章に「血液循環やリンパ循環を良くしてやれば、その分免疫力が高くなるのです」という記述があります。

 免疫細胞の通り道である血管やリンパ系の通りをよくすることが、免疫機能を働かせるために決定的に必要ということだそうです。

 この本の記述への私の独断と偏見の解釈ですが、平たく言うと、特定の病原体の抗原に反応して退治することができるリンパ球は、全体の10万分の1程度しかないなので、この数少ない割合のリンパ球を、体全体から血流を良くしてすごい速度でかき集めて病原体に充てることが、病原体に勝つ為に必要だということです。

<胡椒の有効成分ピぺリンの効果とカンポットペッパー>

 さて、古来より知られているように胡椒・生姜には全身の血流をよくする機能があります。

 生姜の効能については、日本でもある程度知られこれまで和食でも大いに活用されてきました。しかし、胡椒は調味料として単に味付けに用いられるだけで、健康効果を意識することもありませんので、ここで胡椒の健康効果をお話ししたいと思います。

 胡椒の辛味は、ピぺリンという辛味成分によりますが、ピぺリンは、ダイエットに効果があったり、血行をよくして冷えを解消したり、肌を健康に保ってくれたりするなどの健康効果があります。

ピぺリンの効果①:血行促進

 上記のように、血行促進が免疫力アップのために重要ですが、ピぺリンは体中の毛細血管を拡張して血行を促進し、冷えを防ぎます。

体が冷えることで風邪をひきやすくなることでもわかるように、やはり血流促進は免疫アップに大切ですね。

ピぺリンの効果②:食欲アップして栄養を十分摂取

 胡椒を使うと食事が進みますが、ピぺリンは食欲を増進します。

 どんなに良い食事であっても、それを十分に食べて消化しなければ健康にとって意味がありません。因みに、胡椒の臭い成分のリモネンにも食欲をそそる効果があります。

ピぺリンの効果③:抗菌、防腐、防虫効果

 元々、コロンブスなどの時代に西洋人が胡椒を求めてインドに向かったのは、肉の腐敗を防ぐために胡椒を使いたかったためです。

 現在は冷凍・冷蔵技術や防腐剤があって胡椒の重要性は下がりましたが、夏の食中毒を防ぐなどの為にも効果があります。

ピぺリンの効果④:ダイエット、アンチエイジングなど

 ピぺリンは、交感神経を刺激して、アドレナリンを分泌させ脂肪分解酵素を促進させるといわれています。

 また、ピぺリンには抗酸化作用もあるので、アンチエイジングに役立ちます。

 ところで、カンボジアのカンポット州で栽培される、カンポットペッパーはクメール種という品種で、他のインド種やマレー種よりもピぺリンを20%以上多く含むといわれています。

 カンポットペッパーにより、ピぺリンをより効果的に摂ることができます。

<カンポットペッパーの辛味>

 ギリシャの大手食品会社との商談で言われたのは、「カンポットペッパーの辛味は他の種類の胡椒の20%以上あるので、20%以上高くても買うよ」ということでした。

 また、カンボジアの首都プノンペンの日本人経営の有名ホテルでは、お土産コーナーに普通の胡椒とカンポットペッパーのサンプルが並べて置いてあり、すぐに比較できるようになっています。お客さんがカンポットペッパーの純粋な辛味と強い香りに驚いて買っていく、とのことで、在庫が少なくなると「カンポットペッパーを送れ、送れ」と

 催促が激しいですね。

 この様に、一口食べて頂くと、カンポットペッパーの違いがはっきり判ります。

(次回、胡椒の有効成分ピぺリンを美味しく、十分に摂る方法をお話しします。)

アフターコロナの健康とカンポットペッパー その1

<アフターコロナ時代には免疫を高めて予防が大切>

 今日、2020年6月16日時点、新型コロナ感染者数は全世界で800万人となり、増加の勢いが止まりません。

 世界中の科学者が特効薬やワクチンの開発にしのぎを削っていますが、まだ制圧するための決定的な対策は出ていません。

 安定したワクチンが出てくるまで数年かかるという専門が多いです。

(ノーベル賞の山中京大教授のコロナブログhttps://www.covid19-yamanaka.com/ など)

 有効なワクチンが出てきて大規模な流行が抑えられるようになっても、インフルエンザのように毎年流行を繰り返すようになる、との専門家の意見もあります。

 アフターコロナとは、何とかしてコロナとの共存をしていく時代になると予想されます。

「コロナとの共存」の為に何が必要か?

 勿論、政府の主導する「新生活様式」として、3蜜を避けて人との距離をとる(ソーシャルディスタンス)ようにお店、事務所、学校などを変えていくこと、テレ・ワークなどITを使った働き方改革などがあります。

 社会の在り方をコロナに合わせて変えていくということですが、一方で私たちが個人でできることは何でしょうか?

 新型コロナウイルスは強力な感染力があり、多くの方が感染している一方、感染しない人や感染しても症状が出ない人も大勢います。

 この違いは、個々の方の免疫力の違いによると考えられています。

 私たち1人1人でできることは、自分の免疫力を高めてコロナに罹りにくくしていくことです。

 免疫力を上げる為には、規則正しい生活をする、ストレスを溜めない、体を冷やさない、適度な運動などが重要と言われていますが、当然のことながら毎日の食事・栄養の取り方も大変重要です。

<伝統医学と胡椒・生姜>

 人類の古来の知恵、中国伝統医学では「医食同源」と言われ、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようという考え方があります。

 インドで5000年間受け継がれてきた、実践的な生活健康法としての伝統医学アーユルヴェーダでも「医食同源」は大きな柱です。

 我田引水で恐縮ですが、アフターコロナ時代の免疫を高める食材として、改めて注目されてきたものに、胡椒や生姜があります。

 新型コロナ感染対策の一環として、今年インド政府AYUSH省(アーユルヴェーダ、ヨガなどの自然医学を管理する官庁)の研究結果発表「健康的な食事とライフスタイルの実践を通じて、免疫システムを強化するための対策」として、伝統的なアーユルヴェーダの医薬とならんで胡椒・生姜を摂ることが挙げられています。

 胡椒も生姜も東南アジア・南アジアが主産地です。インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」ではヨーロッパよりも更に昔、紀元前2500年前には、すでに生薬として活用されていたと言われています。

 胡椒・生姜が免疫を高める理由は、主に全身の毛細血管を拡張して血流を促進するからです。

 胡椒では、辛味成分のピぺリンにその作用があります。

 カンポットペッパーは、クメール種という特有の種類を栽培していますが、クメール種は他の種類の胡椒よりもピぺリンが20%以上多いといわれています。

(次回、更にピぺリンの健康効果などの内容に続きます)