2015年2月3日
先日、弊社の前の女子社員が、預けておいた事務所の家賃を支払わずに持ったまま会社に出て来なくなり、本人の携帯電話も止められてしまい連絡が取れなくなった、横領事件の話を書きました。(記事「カンボジアの残念な面」)
結果的に、何とかこの女子社員の家を突き止めて、この女子社員には辞めてもらいました。但し、警察沙汰にはしないで、その姉を保証人として、1月末から5分割で返済してもらうことになっていました。
この女子社員の家は、首都プノンペンのスラムに有って、狭い家に大勢の家族が住んでいました。
恐らく、彼女は今まで家賃の金額の現金は見たことが無かったのではないかと思います。
さて、返済してもらえるかどうかは5分5分と思い、あまり期待していませんでしたが、ナント1月末に約束通りに第一回目の返済がありました。
金額は、日本人からみれば微々たるものですが、それよりも何かうれしくなってしまい、追記しました。
まあ、冷静に考えると、自宅が押さえられていて、大勢の家族も一緒に逃げるわけにも行かない事情があるので、返済せざるをえないとは考えられますが、何かと言い訳に屁理屈を言って逃げ回るのがカンボジアの常なので、驚いたり、少しこれまでのカンボジアへの見方を変えたりしてしまいました。
でも、お人良しと笑われてしまうかもしれませんが。 前の記事から時間が経ってしまいましたので、短いですが別の記事にしました。
でも今月末の返済はどうなることか。。